身体に歪みを起こす原因は、「長時間同じ姿勢を取ることが多い」「利き手だけを多く使うクセがある」「ストレスを感じている」などの身体の筋肉のバランスが崩れる事にあります。
筋肉が支えることが出来る範囲のバランスの崩れであれば、身体に痛みが現れることはありません。
しかし、筋肉のバランスが崩れた状態が続くと、骨に歪みが生じてしまいます。
筋肉のバランスが大きく崩れ、骨に歪みが生じてしまっている状態が続くと、身体はバランスを崩した歪みのある状態で固定されてしまいます。
身体のバランスが崩れ、背骨が歪んだ状態を放置していると周辺の筋肉に負荷がかかってしまいます。
筋肉に負荷がかかった状態が続くことで、血行の流れが悪くなり歪みがさらに悪化していく悪循環に陥ってしまいます。
背骨が少し歪んでしまっている程度では、人間はそれほど不調を感じることはありません。
しかし、日常生活の無理な姿勢などによって支えることのできない過剰な負荷が筋肉にかかると「こり」「痺れ」「痛み」といった不調が現れてしまいます。
痛みが出ている箇所を庇おうとして人間の身体は無意識のうちに他の筋肉を使います。このような状態が続くと痛みを庇うために使用している筋肉にも負荷がかかってしまい、他の箇所にも痛みが現れてきてしまいます。
当院の患者様の中にも「慢性的な肩こりに悩まされている」
という悩みを抱えている患者様が多くおられます。このようなお悩みをお持ちの方のほとんどは、適切な施術を受けることなく放置してきてしまった方が多いです。「肩こり」に悩んでいる患者様の中にも、背骨の歪みが原因で肩周辺の筋肉が緊張し、負荷がかかることによって不調を生じている方がおられます。